虎猫の寝顔

ペットというのは普通は可愛いものです。

 

もちろん私のペットも猫で、トラねこと言われる綺麗な毛の色をしている可愛いペットなのですが、どうも、私を飼い主とは思っていないようで、私をベッド代わりにするか、耳かき、背中かきの要因か、味付けのりを提供する人にしか見えていないようなのです。

 

猫にも関わらず、その寝顔は決してかわいいものではなく、私が頭から覗きこむと、上目遣いで私の顔を見ます。

 

お前か、と言わんばかりに、また寝てしまうのですが、その寝顔がまた、誰かが苦行の末、悟りでも開こうとしているかのような、なんとも、猫らしくない、不思議な面持ちなのです。

 

これまで何匹もペットを飼ってきましたが、こうまで、印象的な顔のネコはいなかったように思います。

 

私のところに来た時は、300グラムしかなかった、可愛い猫だったのですが、まあ、元気な事、あっちこっちに高上がり、私の肩を踏み台にしてどこかに飛び移ったり、私は、跳び箱の踏み切板ではないのですから、驚きもします。そんなペットの虎猫ですが、ひとつ可愛いのは、真上をむいて、両手両足をあげ、ポーズを決めてくれること。何の意味があるのかさっぱりわかりませんし、何がしてほしいのか、単に見せてくれているのかわからないのですがこれだけは可愛いと感じます。