ペットとのお別れ

可愛がっていたメスのウサギが病死しました。
息子しかいない私には娘同然で、可愛くて可愛くて仕方のない子でした。

 

他にオスの室内犬も飼っているのですが
犬とは幼い頃から兄弟のように育った息子は、
犬には優しいのにウサギには冷たく、よく「雌豚!」などと罵っていました。
でもウサギは息子のことが大好きで、いくら罵られてもそばに寄って行き
いつも「うざい!」と嫌がられていました。

 

ウサギが急死した時、一番泣いたのは他ならぬ息子でした。
邪険にしていたのは、どういうわけか照れがあって素直になれなかったから。
本当は可愛くて仕方なかったのに、思春期だからでしょうか
素直に可愛がることができず、冷たく当たってしまっていたのだそうです。
泣いて泣いて邪険にしたことを後悔していました。

 

火葬に連れて行くとき、車の中で抱いていきたいと申し出たのは息子でした。
宝物を抱えるように大事に大事に膝にのせて、遺骸をずっと撫でていました。

 

行先は、過去に何度か利用したことのあるペット用の葬儀場で
予約した時間に十分間に合うように家を出たはずなのですが
何故か運転手の夫が何度も道に迷い、結局1時間遅れで到着。
ウサギが、最後に大好きだった息子の膝にもっと抱かれていたくて
わざと道を間違えさせたんじゃないか…と私は思っています。